平和を祈る日 泥中のドブガイ(ヌマガイ)
稚貝が見つからず死体ばかりを目にするドブガイです。
池に放流されたコイやバスのせいか、二枚貝の幼生のゆりかごになるヨシノボリもほとんど姿を見せていません。
なんとか、元の平和な池に戻そうと、ギルやザリなどの外来種駆除だけでなく、調査や実験を始めているKさん。
最初の写真は、ドブガイの名前を返上したくなるような美しい真珠層が見えています。Kさんが磨いた貝。
ハマグリと違って、貝合わせができないのは、靭帯と呼ばれる筋がないため、殻のかみ合わせがないからだそうです。
Kさんから:
『泥中の蓮』*ならぬ『泥中のドブガイ』です。
死んでも泥に染まらない貝を磨きながら、自分もそうありたいと考えてました。
*「泥中の蓮」とは、仏教用語で汚れた環境でも清く生きること
次の写真は、先日の総会において、10組もの磨いたドブガイを展示し、説明している様子。
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