3月10日 二ホンアカガエルの卵を探そう!

春の気持ち良い日となったこの日は、

16家族(大人 17名、子ども 21名)、スタッフ 7名、講師1名、 

合計46名参加の第19回の里山散策でした。

今回はタイトルの通り、ニホンアカガエルの卵を探して

どこに何個の卵があるのかを調査しました。

毎年実施しているイベントですが、ただ楽しいから実施しているわけではありません。

アカガエルは千葉県のレッドデータブックにも載っている貴重な生き物です。

どんな場所に住んでいるかというと、

・夏でも乾燥しない広い森

・春先に水がたまる湿地や水田

・道路やU字溝で森と水辺が分断されていない

といった環境がまとまって存在するところです。

ほかの多くの里やまの生き物も、様々な環境が混在していることで豊かになります。

つまり、アカガエルの卵塊が毎年たくさん見られるということは、森と水辺の状態が良好である目印になるのです。

卵のこと、里山の生き物のことを教えてくれたのはカエル先生こと

元千葉県立千葉高校生物の先生の浅間茂さんです

ゼリーのような卵はつい触ってみたくなります。

卵を見つけたよ!


ニホンアカガエルは1月~3月に産卵を行います。

みなさんも水辺の春を探してみませんか?

亀成川を愛する会

千葉県印西市を流れる亀成川...その周りには豊かな自然が残っています しかし、それは何もしないままでは消えてしまうものです 身近な自然を守るため、日々活動をしています