8月4日 グリーンインフラ学習会
投稿の順序が前後してしまいましたが、8月4日、西廣淳先生が中心となって毎月開催されているグリーンインフラ学習会に参加しました。
10年後の谷津の望ましい姿を描いて、そうするための課題やどうしたらよいかを考えるワークショップでした。
印旛沼のナガエツルノゲイトウ駆除を毎年実施している学生のボランティア団体IVUSAの皆さんや東邦大の皆さん、NPO富里のホタルなどの市民団体、自治体やコンサルの若手が参加して活発な意見交換が行われました。
亀成川流域の小さな谷津では、耕作されなくなった田んぼが草地や林に遷移し、景観も様変わりですが、カエルやトンボが急激に姿を消しています。
古新田川最上流部の私たちの会が貴重な水田と感謝していた場所は、今年から耕作されなくなりました。
オオアオイトトンボが産卵し、稲株にアキアカネなどのトンボの羽化殻がたくさん見られた水田でした。
農業の営みの中で育まれた豊かな生態系がどんどん壊れているのです。
別れを告げることなく滅びる生きものたち……私たちにできることは何だろう、耕作されなくても水を入れて、陸地化させないためのシステム(予算措置)ができないだろうか、あれこれ考えても胸が痛むばかりで、とりあえずザリガニ捕りと草刈りにでかけます。
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